らくがきまとめ(2枚+α)

らくがきまとめ(2枚+α)

20250830-1

20250830-2
2025年8月30日
眼鏡。顔を描く練習がてら眼鏡を装着させるお遊び
でもこうなるともう誰が誰だか……
ボスはスクエアも似合いそうですね



続きはかなり悪ふざけ↓(他言無用でお願いします)

20250830-3

今年は水曜日と木曜日に一限から授業が入っている。
やる気のない教授が、さらにやる気のない生徒を蹴落とそうと策を講じて朝イチの授業を設定した。したはいいが、やっぱ起きるの辛い、君やってと尻拭いをさせられるハメになっている。准教授の立場から断れず、四月も終わる頃にこの喫茶店でマスターである彼に散々愚痴を聞かせた。そんなわけで休暇の後から水曜と木曜はモーニングに来られないからね、と吐き捨てると、じゃあ三十分早く開けておきますよ、と即答だった。そうするのが当然と言うような、なんてことのない口調で伝えられたから、ありがとうと言う他無かったのを少し後悔している。
「それで、今月は何人に告白されたんですか?」
「マスターが俺に珈琲淹れてくれたのと同じだけ!」
すごいなあと笑って、でも毎日来てくれているじゃないですか、と言うから「珈琲は毎日頼んでないでしょ」と不機嫌に答えた。
「……誰にでもいい顔しろって言うからその通りにしてたらさ、なんでこんなおじさんに」
「あはは、だって生徒に話しかけられないって悩んでたから。人気出て良かったじゃないですか」
「あのねえ、今時断るのも大変なんだよ! 何言われるかわかんないでしょ!」
「あー、先生もしかして、誰もいないところでいい顔してたんじゃないですか?」
「……え、どうだろう。一応ちょっとした質問とかも、資料見ながら教えたかったから準備室で答えてたけど」
「そりゃ勘違いしますよ。特別扱いですもん。そういういい顔は、全員いるところで平等にやらないと」
淹れたての珈琲が目の前に差し出される。程よく焼けてバターが乗せられた四つ切りトーストと、カリカリのベーコン、俺だけに"特別"出してくれるスクランブルエッグも出来立てだ。匂いが空腹を煽る。だから俺はここ数ヶ月、水曜日と木曜日はやけに機嫌がいい。
「先生ミルクは?」
「……今日はいらない」
そうですかと笑う彼に、これは特別扱い以外のなにものでもないよねと問い詰める勇気は、何故か無く。眼鏡を湯気で曇らせて、その顔を見えないようにした。


2025年8月30日
どこの誰だよ!! まあお遊びですんで……許して……
喫茶店の名前は「Bacchus(バッカス)」。
「バックスじゃなくて?」って聞いたら「競合なんでね……」と切なそうな顔をするマスターがいたとかいないとか。